「…セイは
こうなる可能性があるのが
わかってて…?」

私とカノンくんを
先に行かせたと言うの?


「これは
セイ先輩の願いです!

これが
セイ先輩が選んだ結果
なんですから」


何よ、それ。


これが選んだ結果、って

何よ、それ!!!


「納得できるワケ
ないじゃないッ!!!」

「うがッ」


私はカノンくんの
ムコウズネを蹴り飛ばして

岩場の高いところから
そのまま濁流の中に
飛び下りる!


「トーコさッ…ん!」


私達が地下道から
脱出したときよりも

遥かに水位も上がっていて。


「ぐぶッ」

私は激しい水流に
カラダを取られ

あっという間に
息をするチャンスを
失った。


「!!!!」

もがけども、もがけども

疲労の濃く残る
冷たいカラダは

自分の思うように
動いてはくれなくて…。


「セイ…」


濁流の中

私の意識も

どんどん


遠のいていく…。











熱愛ラッシュ!

本気ッ♂043

≪〜完〜≫




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