『そこのふたり!
大丈夫ですか!』


「!!!」

報道のヘリから
まさかのアプローチ!


「助けてくれるのかなッ」


思わずカノンくんと
顔を見合わせた。


「…先輩に連絡してみます」

カノンくんが
ポケットから

見覚えのあるケータイを
取り出して。


「それッ、あの子のッ!」

間違いない!!!

フクフク少女の
ケータイだ。


「何でッ」

カノンくんが
持ってるのッ!?


「…先輩が
彼女のポケットから
抜き取って

渡してくれたんですよ」


って!!!

「無許可なのッ!?」

「貸してくれといっても
素直に貸してくれるとは
思えませんからね」


…確かにッ。


「……」

カノンくんから
ケータイを受け取って

画面を開いたら

いきなりカノンくんの
待ち受け画像が
入っていたりしてッ。


…超、アセったッ。


「セイのケータイの番号ッ
番号、っとッ」


カノンくんから
ケータイの画面を
隠しながら

私はヘリコプターという
思わぬ味方に

意気揚々と
セイに電話を掛けた

のに…。


現実はいったい
どこまで残酷なのか…。











熱愛ラッシュ!

本気ッ♂041

≪〜完〜≫


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