「あの、私は…!」

「……」

「私ッ」


少女が一生懸命
素直になろうと
努力しているのを直感して

私は
逸る気持ちを抑えながら
私はその場に留まって

そんな彼女の勇気を
見守っていた。


なのに!!!!


「きゃ〜はっはっは」


「!?」


少女の決心を揺るがせる
その甲高い笑い声!


石のトンネルの中
湿気た空気の中

地下道の奥の
緩やかなカーブの向こうから
響いてくる。


「何ッ?」

他にもこの地下道に
ヒトがいるの!?


「あの、向こうから誰か
こっちへ来るみたい
だけど…?」


「やだ〜!
ウソでしょう〜」

「きゃはははは〜」


複数の女の子の声がして。


「……」

その声に怯える少女の姿が

そこにあった。





熱愛ラッシュ!

本気ッ♂027

≪〜完〜≫


この作品をお読みになった
感想をお寄せください。


下記の感想の中から
ひとつ選び

【いいね!】ボタンを押すと

お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。


絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。



特に感想はありません。
次の話も期待しています!
今回の話は特にお気に入りです!