【204】
キスを求める理由。
セイが電車の中
キスをしてきた。
「公衆の面前でどうして
そんなコトできるのかなッ」
「呼吸をするとき
お前は何故呼吸をするのかを
イチイチ考えてるのか?」
セイがまたキスを繰り返す…。
「トーコをたまらなく欲しいと
思う気持ちは罪なのか…?」
セイのキレイな瞳に
私の姿がキラキラと輝いて
映っていて。
「大好きだよ」
…なんて
セイはズルイッ。
ズルイけど
愛しちゃったんだから
しょうがない。
とことんトーコッ☆【204】
≪〜完〜≫
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