【194】
シュークリームに片想い?
目の前に
シュークリームが
ひとつあるッ。
「この店のシュークリーム
俺、大好きなんだけど」
「私だって
シュークリーム
大好きなんだからッ」
目の前にある好物は
どんな手段を使っても
自分の胃袋に
収めてきたオトコッ。
「お前は
シュークリームのコトが
大好きかもしれないが
このシュークリームは
お前のコトが好きじゃないと
俺は思う!」
…もしもしもしッ。
「お前だって
オンナが好きなヤツに
オンナだからって理由で
抱かれるのは
不本意だろうがッ!」
「……」
「このシュークリームが
お前しか見えない、って
言ってくれるヤツの腹の中に
飛び込みたい、と望む気持ち。
お前ならわかるだろう?」
…わかりたくも
ありませんッ。
とことんトーコッ☆【194】
≪〜完〜≫
この作品をお読みになった
感想をお寄せください。
下記の感想の中から
ひとつ選び
【いいね!】ボタンを押すと
お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。
絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。