【172】

セイ、繊細すぎる3歳児。


セイ、繊細すぎる3歳児。

今日も大好きなトーコちゃんに
その目が釘づけになっていた。


「トーコちゃん
こんなトコロで居眠りしたら
風邪をひくよ」

大胆なオンナの寝姿が
繊細なオトコを刺激するッ。


「何の夢を見ているのかな」

オトコは
だらしなく無防備な
オンナの口元を

やさしく
タオルで拭いてやった。


「…私からプリンを
取り上げようとするなんてッ
最低よッッ!

セイなんてムニャムニャ…」


どきどきどき。

「…トーコちゃんの夢の中で
いったい僕は何てコトを
してしまっているんだろう…」

セイ、繊細すぎる3歳児。

今日もたかがオンナの寝言に
ナミダする…。





とことんトーコッ☆【172】

≪〜完〜≫



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