【131】

セイ、まだまだ3歳児。

セイ、まだまだ3歳児。

今日も大好きなトーコちゃんに
その目が釘づけになっていた。


「トーコちゃんは
ドロップの缶の中から
いつものように
嫌いなハッカ味のアメだけを
上手に
選り分けているけれど…」

テクニシャンなオンナは
未熟なオトコを緊張させるッ。


「はい、セイちゃん。
あ〜ん、してッ」

未熟なオトコは
自分も苦手と言い出せず
ハッカの香りがする
オンナの指先を
恐る恐る受け入れた。


「痛いッ!

私の指まで
食べちゃおうとするなんて
セイちゃんってば
どこまで卑しんぼなのッ!」


「……」

セイ、まだまだ3歳児。

今日も愛しいオンナに罵倒され
ナミダする…。





とことんトーコッ☆【131】

≪〜完〜≫


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