【010】
地球にやさしいオトコ。
朝の忙しい時間。
私がちょっと長めに
トイレに入っていたりすると
突然トイレの電気が
消えるときがある。
「セイッ!!!
私がトイレに入ってるの
知ってて
いっつもワザと電気
消してるでしょッッ!!」
「長々と電気を無駄に
消費するなんて
反社会的行為に値する!」
朝は機嫌が悪いんだ、って
知ってはいるけどッ
早くトイレを使いたい、って
どうして
素直に言えんのかッ。
「俺は
地球にやさしいオトコ
だからな」
そう言いながら
スッキリした顔で
トイレから出てくる
そこのアナタッ!
私にも
やさしいオトコで
いてくださいッ。
とことんトーコッ☆【010】
≪〜完〜≫
この作品をお読みになった
感想をお寄せください。
下記の感想の中から
ひとつ選び
【いいね!】ボタンを押すと
お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。
絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。