【026】

定期券を忘れて…。

朝寝坊ッ。

朝練どころか
学校に遅れそうになって

慌てて家を飛び出したッ。


失敗ってゆ〜のは
重なるモノで。


「ママッ、定期忘れたッ」


駅からママにケータイで
SOSを急いで送るッ。


『トーコ、おまえ

こ〜ゆ〜ときの為に

プリペイドカード
持たせて貰ってたんじゃ
ないのか?』


ママに電話を
掛けたハズなのに

何故か電話に
不機嫌なセイが出てッ。


「定期入れの中に
入れっ放しにしちゃっててッ」


…ああ、今日は
とことん、ついてないッ。


『だったら、諦めて

自分のポケットマネーから
交通費を出すんだな』


その財布が入った
ポーチの中に
定期が入ってるなんて

セイの耳に
入れてしまったら…。


「…ママに電話
替わって貰えるかなッ」

『どうして
俺じゃダメなんだッ!!!』


…午前中のアナタは

そうやって
すぐ怒るじゃないですかッッ。





とことんトーコッ☆【026】

≪〜完〜≫



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