【270】

ハーブに油。

ママが買ってきた
特売のハーブ。

「イマイチ
香りが弱いのよね〜」

これじゃハーブの意味を
なさない、って
キッチンで嘆いていたママに

「ハーブは油を掛けてやると
香りが高くなるよ」

セイがさりげなく
アドバイスする。


「じゃあ!

このローズマリーの
育った畑に

夜中にそっと
油を掛けに行ってあげたら

香りが立ってる、って
みんな、驚くかしら!」


「…ママッ」

夜中に他人の畑に
忍び込んで
油をまいていたら

間違いなく
通報されますッ。





とことんトーコッ☆【270】

≪〜完〜≫



この作品をお読みになった
感想をお寄せください。


下記の感想の中から
ひとつ選び

【いいね!】ボタンを押すと

お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。


絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。



特に感想はありません。
次の話も期待しています!
今回の話は特にお気に入りです!