【271】

スパイになったら。

セイの研究所が
産業スパイに狙われた。

捕まったのは
よれよれの中年で。


「そんなヒトが
スパイに雇って貰えるなら

私なんて組織から
スペシャル級で
歓迎されるかもッ」

なんてったって
体力自慢!

「どんな塀だって
登ってみせるしッ!」

盛り上がる私に

「お前は映画やアニメの
見過ぎだろ」

セイがひと言、水を差すッ。


「そんなコトないもんねッ」

「どうせ
信じられないドジをして
みんなに迷惑がられるのが
オチだ」


「あら!
そんなコトはないと思うわ!

トーコは気が利く子だから

盗聴している相手のお宅で
ゴミの日の話題が出たら

きっと代わりに
そっと
ゴミ捨てしててくれるわよ」

ママが愛娘を自慢した…。





とことんトーコッ☆【271】

≪〜完〜≫


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