【275】

似合うようになるハズ。

デパートの
ペットグッズ売り場の前で
ふと足を止めたセイが

「これ、いいな」

お貴族さま趣味丸出しの
ゴージャスなレースのついた
ペット服を手に取った。

セイってホント
こういうの好きだよねッ。

「でも
そういうのが似合う犬って
あんまり
いないと思うけどッ」

「そうか?

人間だって
お姫様の環境で育てば
お姫様らしく育つように

こういうのを
毎日着ていたら
それが自然と似合うような
犬になると思うんだが」

セイが
私のTシャツの襟首に
長い指を掛け
中を覗き込んでくるッ。

「おかしいな。
お前はホント
一般常識が当てはまらない
オンナだよなあ」

なんてッ!

「もう二度と
セイの選んだ下着は
身につけないもんねッ!」


「ノーブラ、ノーパンか。
そいつは楽しめそうだ」

違いますからッ!!!





とことんトーコッ☆【275】

≪〜完〜≫



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