【295】

手乗りトーコの運命。

カラダがちいさくなる
夢を見た。

いつもの量でも
お腹一杯食べられる。

夢なんだから
好きなケーキを思う存分
食べておくんだったッ。


私が猛烈に後悔していると

「手乗りサイズのトーコが
俺の夢に現れたら
たらふく
食わせといてやるから
安心しろ」

セイってば
いつになく好意的で
なんか怪しいッ。


「目覚めてから
ケーキ代よこせ、とか
言い出さない
でしょうね!?」

「夢の中の話だろ?」

わかってるのなら
いいけれど。


「もっとも
手乗りトーコが
夢の中に現れたら…俺」

セイが
よからぬ妄想を膨らませ

私を見てニヤリと笑う。


「手乗りサイズの私が
夢の中に現れたら
どうするつもりッ!?」


「まあ、取りあえず
カラダのハサめるトコロに

まずは
いろいろハサんでみるかな」


「夢でも嫌ッ」





とことんトーコッ☆【295】

≪〜完〜≫



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