【382】
ドキドキするッ。
私がトイレから出ると
待っていたかのように
「おい、トーコ」
セイが私を壁ドンするッ。
「ちょっと
話があるんだけどなあ?」
セイが指さす
テーブルの上には
学校で秘密裏に
処分したハズの答案用紙ッ。
「お前さあ」
セイの美しすぎる顔が
さらに私に近づいてきた。
「…ごっくんこッ」
額からは大粒の汗。
正直な私のカラダ。
セイに話し掛けられると
ドキドキする。
「……」
「……」
いろんな意味で。
とことんトーコッ☆【382】
≪〜完〜≫
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