しーん。
静まり返る体育館。
「…どういうコト?」
みんなの目が痛い。
「こんな素敵な許婚を
弟扱いし続けてたなんてッ」
なんてヒドイのッ、って
みんなに
一斉に責められた。
そりゃ、いつかは
みんなにも
セイとのカンケイを
話さなくちゃとは
思ってはいたけれど。
「いや、トーコは悪くない」
イケないのは
自分の魅力が足りないから。
なんて
色っぽい長いまつげの影を
その憂いのある瞳に
落としては
セイはみんなの同情を
一身に集めていて。
「……」
ちょっと殺意が芽生えた
放課後の体育館…。
ぷにぷにッ♂002
≪〜完〜≫
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