セイに言いたいコトなら
山ほどあったけど

今、コヤツを刺激するのは
得策ではない。


パパ達の手前

家ではエッチができないし

前みたいに

性処理してくれる
オンナノコを
連れ込むコトも
出来なくなって


セイが
かなり溜まってるんだろうな
ってゆ〜のは

想像がついていた。


「……」

私はそっと股の間から
氷を取り出して

グラスに戻し


黙々と勉強に集中する。



カラカラと
グラスを鳴らす音がして

「この氷
何か白濁してるよな」


なんて

私と目が合うと

セイは思わせぶりに
その氷を口に含んだ。


「トーコの味がする…」


手を出してはいけないと
わかってはいた。

いたけれどおおおおおお!


「セイなんか
ちいさいうちに

どっかの樹海にでも
置き去りにして

始末して
おくんだったッ!!!」


セイの急所を
グラスで潰すッ。

「……」

あまりの痛さに
セイは声も出ないのか。


額に汗を滲まして
セイがこっちを睨んでた。


…ちょっと
やりすぎたかな。


「…おまえッ」

「はい?」


ここは笑って誤魔化そうッ。


「樹海ってどこにあるか
答えてみろ」

「……」


ここは笑って


「テストが近いんだろ?」

「……」


ここは笑って…。


「答えられなきゃ
罰としてナメさせるッ」


あはははははは。


…地理なんて
テストなんて

この世から
なくなればいいのにッ。





ぷにぷにッ♂003

≪〜完〜≫


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