翌朝。

洗面所で
パパとばったり出くわして

私は思わず

昨夜のパパ達を想像して

赤面してしまう。



「トーコ。
実は昨夜、パパ達もな…」


「パパッ、それ以上
何も言わないでッ!!」


そんな報告
聴きたくないッ。


「そうか?

おじいちゃんの子どもが
無事に生まれて
男児だったから

相続するハズだった
遺産のコトとか


その子に全部譲ろうかって
ママと昨夜

一晩中
話し合っていたんだけど」


えッ。


「ママが

セイとトーコの意見も
聴いてから
決めた方がいいって

言うものだからさ」


「…昨夜? 一晩中?」

「そうだよ」


…もしかして

「だから寝室にカギとか
掛けてたのッ!?」


「あ、カギ掛けてたの
気づいてたのか?」

「……」


…セイのヤツううううう!!!


適当なコトばっか
言ってくれちゃって!!!


私達ってば

メッチャクチャ危険な橋
渡ってたんじゃないかああ!


セイのヤツ

どうしてくれようかッ!


煮ても焼いても
食えそうにないオトコ。


どう料理してやるべきか

私は、ない知恵を
必死で絞った。






ぷにぷにッ♂009

≪〜完〜≫


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