どうツッコんでいいのか
わからないらしく
ナンノもシンスケも
見ないフリして
「この海老フライは
やっぱ冷凍の輸入モノかな」
なんて
別の話題で
盛り上がろうとしている。
のにッ
「アシカとかトドの
エサの残りだったりして」
私に相手にされない
セイは
相手構わず
毒を吐き捲くっていた。
…いい加減にしなさいよッ。
私はテーブルの下
セイの太股に
親指と人差し指を
食い込ませる。
「……」
セイは
表情ひとつ変えずに
マカロニをひとつ
私のヒザの上に落としてッ。
「あ、ごめん。
熱くなかった?」
「!!!!!」
マカロニを拾うフリして
自分の左手を
ミニのプリーツスカートの
中に突っ込んできた!
「奥に転がっていった
みたいだ」
なんて
いけシャアシャアと
マカロニの捜索どころか
その指は
あり得ないトコロに
辿り着いて。
ぐりん。
ちいさな弧を描き出す。
「ふッ…あッ!」
思わず口から
息が漏れて出て。
「何やってんのよッ!!
早くマカロニ取りなさいよッ」
セイを怒鳴って
誤魔化した。
「ちょっと待ってよ」
セイはテーブルの中に
アタマを突っ込んで
今度は私の内太股に
舌を這わせてくる。
「もういいよッ!!」
堪らず私は
セイの背中を叩いていた。
「トーコ何も
そんなにエラソーに
言わなくても」
ナンノがオトナ気ないって
言わんばかりで。
「……」
悔しいけど言い返せない。
「…あったよ」
セイがマカロニを
みんなに見せて
マカロニを
4色の具材入りのグラスに
沈めた。
私の紅潮気味の横顔を
見つめながら
私の下半身を
探索していた
そのイケない指を
ちゅぱ、ちゅぱと
ワイセツな音を立てて
セイが思わせぶりに
舐め回してて。
…その目が
卑猥すぎるッ。
「シンスケくんッ!?」
「えッ、あ、あああああッ!」
シンスケの
ドルフィンランチが
トマト色に染まっていた。
セイという
神様が創った
罪深い存在は
今日も
みんなを狂わせている。
ぷにぷにッ♂027
≪〜完〜≫
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