私が
セイのアタマを掴んで

執拗なセイを
自分のカラダから
剥がそうとすると


私のお尻に
顔を埋めてきて


「トーコのココ、臭い」


って

失礼なッッ!!!!!


恥ずかしさに
耳から炎が噴き出したッ。


百歩譲って

例えそれが本当のコトでも

口に出さないのが

ヒトとしての
マナーだと思うッッ!!!!


なのにッ!


「…トーコの尻
コンニャクのニオイがする」


って

アンタねええええッ!!!


「コンニャクを
私のお尻の下にポイしたのは

アンタでしょうがッ!!!」


臭いのは
コンニャクのニオイかよッ。


「ううううううッ」


乾いたから
もう大丈夫だと思って

うっかりそのまま
穿いちゃってた
私も悪かったけどッ。


「早く脱いじゃおうぜ」

なんて

どさくさに紛れて
私のトゥラウザーを

セイがイッキに
ヒザまで引き下げる!


「こんなトコ

カノンくんに見られたら
きっとショック死
起こすからッ」


「アイツは
男女の愛の営みなんか
興味ないさ」

「そういう問題ッ!?」


「どういう問題なワケ?」


セイが
私の腰を後ろから

両ヒザをつきながら
抱え込んだ。