「モデルガンじゃ…ない?」


「モデルガンなら
銃口が銀色に光ってるよ」


「……」

どうしてそんなモノを
犯人が持っているのやら。

あはははは。


「命があっただけ
トーコは運がよかったな」


セイのマジなひと言に
私は身を凍らせる。


「白い手袋も
警察官が
常備しているモノだから

持っていても
不思議でもなんでもない」


…紙のお面も焼き捨てたら
証拠は残らない。

ボイスチェンジャーだって
公園に捨ててあっても

誰も不思議には思わない。



「ますます
警察には任せられなく
なってきたな」


「…セイの言ってるコト

まるで警察官の中に
犯人がいるみたいに
聞こえるけど」


「もうひとつ
重要なコトをつけ足すと」


あのヘリの火災だって
誰が何の為に
起こしたんだと思う?、って

セイが勿体ぶりながら
話を始める。


「…あの火災、って
事故とか過失じゃないの?」


「ふふん」


セイが妖しい目をして

笑った。





百花繚乱☆乱れ咲き

乱れ咲き♂018

≪〜完〜≫


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