ぬるぬるのカラダは
あっという間に泡立って
「怪獣のアタマ、してッ」
自分の髪を逆立てろと
私に要望するッ。
…怪獣、って。
さっさと洗って
さっさとこの子のお守りを
ママ達に
引き継ぎたいけど…。
「…こういうカンジ?」
「おうッ」
怪獣の手をマネして
立ち上がる。
「ミサイル発射ッ!」
野生の少女が
ぽち、っと
私の乳首を
スイッチに見立ててッ!
ひえええええええッ。
耳まで赤くなるッ。
「どおん、ごおおんッ」
胸を抱え込みながら
恥じらう私なんか
目に入っていないらしくッ。
「…ねえ、ママといつも
こんな風に
お風呂入ってるの?」
「風呂はオトコと
入るもんだろッ」
…はい?
「ママは
おっぱいがデカくって
ミサイルのスイッチ
押しにくいから
楽しめないッ」
…私はケンカを
売られてるのだろうかッ。
「ミサイル発車ッ、ツーッ!」
少女がまた私の乳首を
オモチャにしようとして
「もう、オシマイッ!」
私は少女の上から
シャワーを掛けた。
「あぷ、あぷ、あぷツ」
「怪獣は
宇宙に帰っていきましたッ。
めでたし、めでたしッ」
強引に怪獣ごっこに
幕引きをして
少女をバスルームから
連れ出した。