「…セイッ」

本当に信じて
大丈夫なんだよね?


行き当たりばったりで
何とかできるとか

そんな甘いコト
考えてないよね?


ゴソゴソ、と
引き出しの中に入っている
蓮の花の折り紙を
かき分けると

私の湿布をペタリ、と
引き出しに貼りつけると

セイは
万札のおたまじゃくしを
イッキに投入するッ。


蓮の中に
おたまじゃくしが顔を出して


「おおうッ!」

蓮の花と同じ芳香を
漂わせながら

少女のボルテージも
グングン上がってくるッ。


「…そのお金どうしたの?」

婦人警官の顔が
引きつっていてッ。


「この
おたまじゃくし以上に

トーコには
たっくさんッ
活躍して貰うから、な」


って。

もしもしもしッ!?


それは、ど〜ゆ〜意味
なんでしょうかッ。



「さあ、幕は上がった」

「おうッ!」


セイの目が
イキイキと輝いている…。





百花繚乱☆乱れ咲き

乱れ咲き♂030

≪〜完〜≫


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