「アイツが二度と
書き込みする気に
なれないように

要は
思い知らせてやれば
いいワケ、だろ?」


自信満々なセイの態度に


「セイ…ッ!!」

嫌な予感がするッ。



「…何かいい方法でも
あるって言うの?」

ジュナさんが

セイの放言を
本気にしていた。


「…あのオトコの
中傷グセは不治の病だ」


ちょっとや
そっとのコトで

ココロを入れ替えるような
オトコなら


苦労はしなかった、って

おやっさんが淋しく笑った。


「コトバを使って
ヒトを貶めるコトに
何の躊躇いも感じないような
ヤツに

コトバで
説得しようとするからだろ?」


「…体罰を与えたり
脅したりするのは

法に触れる行為だわ!」


婦人警官が
セイの先を読んで

釘を刺す。


「それが、あるんだよね」


こっちの手は
一切汚さず

「ヤツに二度と
書き込みさせなくする
方法が、さ」


「……」


それが
いったいどんな方法なのか

誰にも
想像もつかなかったけれど。


マトモな人間には
とてもじゃないけど
発想できないような


常識を逸脱した方法で
あるだろうってコトを


セイの下敷きに
されていた

私だけが直感していた。





百花繚乱☆乱れ咲き

乱れ咲き♂029

≪〜完〜≫


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