「よく考えたら
タカヒロは無類の美形好き。
オマエさんが
タカヒロの
愛人なワケはないか」
またしても
大笑いしててッ。
…ずいぶんと
言ってくれるじゃ
ないですかッ。
目の端に映る
着飾った女性達。
スッピンの
いつもの気の抜けた
制服姿の私は
そりゃあ、確かに
貧相に見えるかも
しれませんけれどッ。
…セイに化粧して貰って
ちゃんとしたモノを
着せて貰ったら
私だって少しは…。
振り袖姿の
艶やかなセイの姿が
アタマの中に蘇ってきて。
…オンナとして
ちょっと落ち込む。
だけど。
セイは本当に
どこに
行方をくらませたのか。
「俺の計画を
ぶっ壊したりしたら
ただじゃおかないからな」
…やっぱり
こんなに不安でも
私はセイのコトを
探し回ったりしちゃ
いけないんだろうか。
「トーコちゃん」
ねずみ〜らんどの先生が
私を呼んで手招きしている。
「みなさんに
トーコちゃんのコト
紹介するから」
…それがいったい
どういうコトなのか。
セイの逆上する姿を
想定できなかったのは
明らかに
私のミスだった。
先生のベッド♪♪♪
スプリング♂006
≪〜完〜≫
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