…こういう場合ッ。


正直に
話すべきなのかッ。

その逆なのかッ。


「…見たんでしょ?」


「見てないですしッ!

私は
何も言いませんからッ」


オバサンの
迫力に気押されて

私はワケのわからないコトを
口走ってしまうッッ。


その箱の中に
入っていたモノを

ちゃんと見ていれば

もしかしたら

この事件に
巻き込まれるコトを

私は回避できたかも
しれなかったのに。


今日の私は運が悪い。


一度

不倫現場を
見てしまったんだと

思い込んでしまったら


その思えから

離れられずにいて。


ビビビビッ!

マンションの廊下に
静かにガムテープの音が
響いて。


「とにかく
いっしょに来て貰うわ」


「……」

私は自分の運の悪さを
ここまで自覚したコトは
なかった。





先生のベッド♪♪♪

スプリング♂014

≪〜完〜≫


この作品をお読みになった
感想をお寄せください。


下記の感想の中から
ひとつ選び

【いいね!】ボタンを押すと

お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。


絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。



特に感想はありません。
次の話も期待しています!
今回の話は特にお気に入りです!