「うほおッ!?」
おじいちゃんが
つんのめっている間に
セイが私の腕を取ると
そのまま
私をひとり
隣りの部屋に押し込んだ。
バタンッ!
「えッ!?」
…真っ暗な部屋に
フットライトがいきなり
光り出すッ。
「セイッ!
ちょっと開けてよ!」
カギは掛かっていないのに
セイが自分の体重を掛けて
開けまいとしているらしく
ドアは少し動くだけで。
…閉じ込められるべきは
そっちの
おじいちゃんの方だと
思うんですけどッッ!!!
片腕に手錠を掛けられた
情けない姿で
ドアを叩いても
ドアは
開く気配すらなくて…。
「先生が優先順位は
私にある、って言ってたの
聴いてなかったかなッ!?」
「……」
聴こえているクセに
セイは私の訴えを
無視続けているッッ。
「…何なんだ。いったい」
私はドアを背もたれにして
座り込んだ。
目の前には
おおきなベッド。
あれ?
「…この部屋」
見覚えのあるベッドに
そっと顔を上げる。
「!!!!!!」
私は見てはいけないモノを
見てしまったのかもしれない。
先生のベッド♪♪♪
スプリング♂019
≪〜完〜≫
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