『あのオンナのトコロにいた
メガネのオンナに

エレベーターに
乗り込むトコロを
目撃されちゃったみたいでさ』


留守中を狙って
また部屋に
入ってくるかも
知れないから、ってッ!!!


そんな恐ろしい
留守番なんて

お断りですうううううう!!


『部屋の中から
ドアストッパーを掛けてれば

外からは
誰も入ってこれないから』


それはそうかも
しれませんがあああああ。


『じゃ、レントゲン撮ったら
すぐに戻るから』

って

セイってば
一方的にケータイを
切っちゃったけどッ!!!


「…緊急手術とか
入院とか」

最悪なコトなんて
考えたくもないけれどッ。


「そうなったら
帰って来れないんじゃ
ないでしょうかあああああ」


部屋の中で
存在感を示している

台車の上のおおきな箱。


「…何かすっごく

嫌な予感が
するんですけどッ」


心境は

初めてのおつかい、ならぬ
初めてのお留守番。


この箱を
ちゃんと私は
死守できるのだろうか。


「…今日は本当に
厄日かもしれない」


手錠の掛けられたままの
手首を見ながら

私は深い溜息をつく…。





先生のベッド♪♪♪

スプリング♂021

≪〜完〜≫


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