だけど、だけどッ!

そうは言っても

何だか
物凄い胸騒ぎがするのは

何故なのかッ。


今更、ここで
走っても

仕方がないのは
わかっているけれどッ。


「……」

先生の部屋の玄関ノブに
手を掛けると


カチャ。


確かに
私が出掛ける前と同じく

カギは開けっ放しに
なっていたのだ
けれどおおおおおお!!!


ガッ!

ドアを開けようとする
私の行為を阻む

ドアストッパー!!!!!


「誰かが
部屋の中にいて

中からドアストッパーを
掛けている…」


「何とッ!」

おじいちゃんが
動揺する私のカラダを
押し退けて

ドアストッパーの掛かった
ドアの隙間から

中を覗き込んだ。


「…オナゴの
履きモノが見えるぞ」

「……」

おじいちゃんのひと言に

私の背筋に
冷たいモノが駆け抜けるッ。


まさか

あの宅配便のオジサン達が
こんな形で
仕返ししてくるなんて!


私のほんの少しの油断を
つかれる形で

部屋の中に
入れてしまったという
その事実に


私は身を凍らせた。





先生のベッド♪♪♪

スプリング♂023

≪〜完〜≫


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