「まあ、頑張って♪」
テツオさんが気を利かせて
私を置いて帰っていって。
牽制し合う私と先生の間で
「…何かすっごい疲れたな」
セイってば
相変わらずのマイペース。
「俺、今日1日で
全ての運を使い切っちゃった
気がするよ」
そう微笑みながら
ゆっくりと目を閉じて
あっという間に
寝息を立て始めた。
その途端ッ!
「…戴きッ!」とばかりに
カシャカシャカシャカシャッ!
先生がカメラを手に
ひたすらシャッターを
切り出してッ。
…そのあまりの勢いに
思わず後ずさりする私に
「トーコちゃんは
そのまま
セイに寄り添っていて!」
先生が私に
注文をつけるッ。
カシャ、カシャシャッ!
「トーコちゃんの傍で
安らいでいるときの
セイくんは
最高にいい顔をしてるから」
激しいシャッター音も
何のその。
私の王子様は
やさしい寝顔で眠り続けてて。
「あはははは」
ふたりでいれば
どんな逆境も
人生のスパイス。
ふたりには
やっぱり
ハッピーエンドが
似合ってる。
先生のベッド♪♪♪
スプリング♂041
≪〜完〜≫
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
【先生のベッド♪♪♪】は
これにて完結です。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
次の連載は
【熱愛ラッシュ!】と
なります。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
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