私ひとり
この部屋に残してッ。


どおおおおおして
こんな展開になるんですかッ。


たかが
痛み止めを
与えるくらいで…

あッ!!!


「速攻性のある
痛み止め、って」

まさかッ。


ねずみ〜らんどで
私が大怪我をしたときに

先生が処方してくれた


お尻の穴に挿入するという

あの恥ずかし過ぎる
”座薬”とゆ〜
痛み止めですか…ッ!!!


「……」

…想像してはイケないモノを
想像して


私のアタマの中が
真っ白になってゆくッ。


「ごっくんッ」


私の入室を拒んでいる
そのドアの

ノブに私は手を掛けた。


見てはイケないモノを
見るコトになっても

私は自分を保つコトが
出来るのかッッ!!!?


「神様ッッ!!!!」


答えを出せないまま
私はそっとドアを開けるッ。


「!!!!」


そこには
スポットライトに
照らされた
セイの美しい肢体が

うつ伏せの姿で
浮かび上がっていて。


その妖しさに

私は思わず
声をあげそうになった。


「…入れるよ」

先生の甘い声ッ。


何をしているのか
先生の背中が邪魔で

肝心なトコロが
よく見えないッッ!!!


「…入れるってッ
何を入れるんですかッッ」


私は我を忘れて
先生のベッドに駆け寄ったッ。