「…な、何よ…」
「ふふん」
「……」
…姉弟なのに。
弟なのに。
こんなに胸が
ドキドキしてしまうのは
何故なのか。
「……」
こんな美しいオトコノコ
見たコトがない。
賢くて
機敏でしなやかで。
本当なら
自慢の弟のハズだった。
コンプレックスを
抱きながらも
大好きな弟だった。
でも、いつの頃からか
セイの全てから
異性が放つ色気を
感じずにはいられない
自分がいて。
セイが連れ込むオンナ達に
嫌悪しながら
どこかで
嫉妬してしまっている。
弟としてのセイよりも
オトコとしてのセイを
より強く
意識せずにはいられない
「何なら俺と
エッチしちゃう?」
「……」
弟の下ネタジョークに
笑えない自分がここにいた。
セイ&ボディ☆トーク
愛のレッスン編
≪〜完〜≫
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