ジュンニイは
私のコトを

汚れを知らない
オンナノコだと
思っているんだと思う。


今までのジュンニイの
私の扱い方からしても
そうだった。

指輪も新居も
かなりの早業だったけど

いざカラダに
触れるとなると

凄く慎重だった。


ゆっくりゆっくり


触れあうコトが
自然に感じるまで


時間をかけてくれていた。

ブラウスの前が
はだけて

ブラウンのレースの
ブラが覗く。


「キャラクターパンツ
穿いてるなんて
ウソつきなヤツだな」


「ジュンニイが
子どもっぽいの
おかしいって言ってたから」


ジュンニイが苦笑した。


「そうだったっけ?」

私の腰を引き寄せ

「かわいいヤツだな」

デコルテゾーンに
キスをする。


「下も見ていい?」

「…照明、暗くしていい?」
「どうぞ」


今度は機嫌よく
送り出してくれた。


あー!!!!!

心臓が爆発しそうだ。


オトコノヒトの前で
ハダカになるのは
初めてじゃないけれど


相手がジュンニイだと
勝手が違う。


嫌われたくない
幻滅させたくない

という気持ちが

私を臆病にさせる。


照明を調節しようとして

スカートについていた
ケータイが鳴った。


「ユッキから?」