ワンピースが
肩からずれ下がって

デコルテラインが
大きく露出する。


ジュンニイは
あらわになった
私の肌に触れながら

ベッドサイドにあった
お弁当に手をのばした。


ブドウを房ごと取り出して
私の口元で

握り潰す!


「冷た…ッ」

果汁が私の口元から
べたつきながら
首へと滴り落ちる。


「洋服シミになっちゃう」

「服なんか好きなだけ
買ってやるよ」


ジュンニイが果汁を丁寧に
舐めとっていく。


ぐちゅ、ぐちゅと

隠微な音が
敏感になっている耳を

卑猥な舌が
柔らかい肌を

刺激する。


不快なべたつきが
いつしか快感を呼び起こし


「こそばゆいよ」

その行為を
受け入れ始めていた。


「ん、ん、う…ん、ぐッ」

それでも羞恥心が
私に声を出させるのを
拒ませる。


「こういうの、イヤ?」


そう尋ねながらも
ジュンニイの行為は
止まらない。


「…イヤじゃない…けど」


私の答えに
その舌の動きが止まる。


「じゃ、もっと
面白いコトしよっか」


「え…、あッあ…!」


果汁まみれの指のイタズラが
どんどんエスカレートする。


ウソ!!!!!!


「そんなトコ
そんなモノ入れちゃ

ダメッ…!!」


「他のモノならいいの?」

「意地悪…ッ…! う」

「じゃヒメの指入れて」

「う〜」

「何? そのリアクション」

ジュンニイは
笑ってばっかだ。