ジュンニイの思わぬひと言に
目の前が真っ白になった。
信じられない!!!!!!
どういう神経してるんだ。
送信するジュンニイも
ジュンニイだが
受け取って
黙って見逃してる
パパもパパだ!!!!!
「ほれ」
ジュンニイが
自分のケータイを
私の目の前に差し出した。
片目を開けて
ジュンニイのケータイを
チラ見する。
「セクシーショットだろ?」
そこには
ベッドで眠ってる私と
ケータイカメラにピースする
ジュンジュンの
ふたりが写っていた。
ほおおおおおおおおおおお。
胸を撫でおろす。
「以来、ヒメパパとは
メル友なの」
ジュンニイは
ケータイの送受信記録を
さらにスクロールして
「で、さっき送ったのがコレ」
《娘さんと結婚したいので
今からお願いに上がります》
「…ちょっとコレは」
あまりにストレートすぎ…。
「で、ヒメパパから
貰った返事」
《おフランス帰りは
フットワークが軽いな(笑)》
なっ
「何コレーーーーー!!」
ど、どういう意味だ!!
しかもカッコ笑いって
パパがこんな軽いノリで
メールなんかするヒトだなんて
信じられないよおおお。
「洗脳…したの?」
「まさか!」
ジュンニイが私から
ケータイを取り返す。