泡の中でこそこそと
カラダをスポンジで磨く。
ジュンニイと目が合って
「ちゃんと洗えてる?」
ジュンニイの手によって
私のふくらはぎが
泡の中から引き出された!
ぶくぶく、ぶはあ!
「お、おっ」
溺れるかと
思った!!!!!!
バスタブの淵に
しがみついて
自分が
物凄いポーズに
されているのに
気がついた。
私の下半身が泡の間から
姿をあらわに
しかかっている!!!
「ジュンニイのバカ!」
その顔に泡ごとお湯を
かけてやった。
「うわ!」
びしょ濡れにされて
ジュンニイは思わず
その手を離す。
「……」
傍にあったタオルで
顔を拭いて
ジュンニイは
着ていたジャケットを
脱ぎ捨てた。
「ジ、ジュンニイ?」
怒って…る?
シャツの袖を肩まで
捲り上げたかと思ったら
そのまま、その腕を
泡風呂の中に突っ込んできて
私のカラダを捕まえた!
「え、え!?
やだ…ッ!!!」
肩を押さえつけられ
身動きの出来ない私の
カラダの中に
指を入れてくる。
「自分でちゃんと
洗えないんだろ?」
ジュンニイは
自分の行為を正当化した。
「……う」
腰をよじって見悶えする
私の表情を
真正面から近距離で
楽しんでいる。
「…ヤだ、見ないで」
「洗われるのはいいんだ?」
ジュンニイがスケベに笑う。
「意地悪…ッ!」