床に這いつくばる
私の姿がよほど
おかしかったらしく

さっきまで
険しかった表情が
半笑いになってる。


ジュンニイは
電話をしながら
私から
ブラを取りあげて

取り返そうとする私の
バスローブの紐を

乱暴に引っ張った!


前が思いきりはだけて


私の全てが丸見えになる。


「!!!!!!!」

思わず私は
その場に座り込んだ。


「そそられる構図だけど」


電話を切ったジュンニイは

笑いながら
私にブラを差し出す。


あかんべして
ジュンニイから
奪い取るようにして
バスルームに戻ろうとした

のに。


「それ、ここで
つけて見せてよ」


え?

「ヒメが
下着をつけてるトコ見たい」

ジュンニイの
信じられないリクエストに

私のカラダは

再び火照りを
感じ始めていた。


私の許可も得ずに

背中をむけたまま
固まってる私のバスローブを
ジュンニイは
肩からずらして

上半身がむき出しになる。


「貸して」

まるでジュエリーを
つけるかのように

ジュンニイは
ブラのホックを留めて

申し訳程度に
はみ出した肉を
寄せて上げてる。


いつもおしゃべりなオトコが


黙々と…。


脱がされるより

着せられる方が
何故だかドキドキする。


「…もういいでしょ」

心臓の鼓動を聞かれまいと
ジュンニイから
カラダを離した。


「まだまだ」