ジュンニイは私を抱きよせて
背中にキスをする。

私のカラダの
あちこちに残していた
愛し合った跡形を

その唇が復習していく。


飾り棚に私を追い詰めて

ジュンニイは
私の足元に跪いた。


「…何するの?」
「楽しいコト」

期待通りの
ジュンニイの返事に
ちょっとワクワクする。


「ジュンニイって
遊園地みたいだ」

「ん?」

「何かアトラクション
いっぱいあって」


ジュンニイの動きが止まる。


「…ジュンニイ?」


ヤだ。

私ってば

また何か
地雷を踏んでしまったん
だろうか。


うつむいている
ジュンニイの顔を

そっと
覗きこんでみた。


「く、くくく」

必死に笑いをこらえてる…!


「笑うなんてヒドイ!!」

「いや。技のデパートとか
言われるより
ロマンがあっていいかな…」

「!!!!!」

え〜え!
そうですとも!

どうせセンスなんか
ありませんよ!


「もお、知らない!」

洋服を拾い集め直して
バスルームにむかう。


「誰が逃がすか」

ジュンニイが
ムクレる私を
背中から抱きしめて


「ん〜…」

肩に新しくシルシをつけた。


「キスマーク、つけすぎ!」

「こんなトコ誰に見せるの?」


辱めて楽しんでる。


ジュンニイは
私を今度は
飾り棚の上に座らせて

意味ありげに靴下を
ゆっくりと穿かせ始めた。