ゆっくり目を開けたら

私の上に跨がっている
ジュンニイと目が合って

あまりの恥ずかしさに
視線を外してしまう。


「ダメ。ちゃんと目を見て」

ジュンニイに両頬を
固定された。


目で犯されるとは
こういうのを言うんだろうか。

ジュンニイの茶色の瞳に
私のシルエットが
映り込んでいる。

私のブラウスのボタンを
じっくりと外していきながらも

その視線は
私の瞳に
ロックオンしたままで。

はだけさせた
ブラウスの間から
私の背中に手を回して

ブラのホックを
簡単に外した。


肩ヒモをずらし

ブラウスの中から
無防備な白い胸を
あらわにして

少し雪崩をおこした双椀を
ジュンニイの手が
すくい集める。


私の瞳から
目をそらすことなく


ゆっくり

ゆっくり

念入りに揉みしだく。


自分の顔が耳まで
赤くなっているのがわかった。


「…や…だッ」

思わず手で顔を隠すと


「かわいいよ」

ジュンニイの唇が
私の両手の隙間から
忍び込んできて

私の唇にその舌で触れるか
触れないかくらいの
微妙な刺激を与えてきた。

耳元に息がかかり

ジュンニイの指が
突起している胸の先端に

そっと触れる。


「…ッわ」

そのもどかしさが
私の欲情をさらにかき立てて

私は無意識のうちに
自分の両膝をむずむずと
擦り合わせていた。


それを確認して

ジュンニイが
自分自身を取り出して

私の下着の隙間から

そのまま突っ込もうとした!

「ちょっと待ってッ!!!」


私は思わず身を起こした。


「…服着たままじゃ嫌?」

「そうじゃなくて!!」