少年Aが私の耳元に
キスしてくる。
「あ、ども…」
何、緊張してるんだ
私はッッッ!!!!!!
「…初めてだったんだな」
「えッ!????」
いい当てられて動揺する。
「そ、そんなコト…」
「俺の大事なモンに
血がついてた」
「あッ!!!
それ、生理の、だから!
ヤッてる途中で
始まっちゃったみたいでさ〜」
必死で誤魔化したのに
「生理なのに
ナプキンつけてなくて
いいの?」
なんて
下半身を
弄ってくるモノだから
「や…ッ、んッ!」
超アセッた。
唇で唇を塞がれて
乱暴にTシャツを
捲くりあげられる。
「下着つけてないんだ?」
「パンツははいてるからッ!!」
私のセリフに
少年Aは笑い転げる。
「おまえ、いくつだよ」
「じゅ〜なな!
高校2年生!
あなたより1個上!」
「そんな風には全然見えない」
「どうせ貧乳ですよ!!」
少年Aがまた
大笑いする。
「…彼氏ができたら
ンなモン
すぐにおおきくなるよ」
少年Aはそう言いながら
ハダカのまま浴室に
消えていく。
彼氏ができたら、って。
「…やっぱり
一夜限りの
お遊びだったのかな」