「メールを
受け取った人間は
もっと他にもいて

受け取っていないと
言いながら
陰で画像を
楽しんでいるんだ、って

シンスケくんを
疑心暗鬼にさせてさ」


「…そんな」

ワンオーのおに〜さんの
名探偵のような
断定口調に

シンスケの私を見る目が
変わってきて。


「…そんなコトは
ないよな。

俺が髪型を命の次に
大事にしているの
トーコは知っているし」

と言いながら

言っているセリフと
シンスケの表情が
違いすぎですッ。


「私はッ私ッ」

何からどういう風に
話せばいいモノか。

「私ッ…」

どうしてこんなコトに
なっちゃっているのか。


「ほんの
イタズラゴコロから

面白半分
やっちゃったのかな?」

ワンオーのおに〜さんが
自分の見立てに
間違いはなかったと
言わんばかりに

他のメールも
チェックしていて。

「キミのメールって
面白いね〜」

笑ってる。




月夜に啼く春鶯
〜ツキヨニナクトリ

レクイエム#019

≪〜完〜≫


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