…はい?
あまりの
予想だにしなかった
衝撃証言に
「あはッ?
セイの小学生時代の
写真って…」
思わず作ってしまっていた
笑顔も
引きつってしまう。
「もぐもぐ、ごっくんッ」
私は食べ掛けていた
中華菓子を
イッキに飲み込んで
そっと
ポケットの中のケータイを
確かめようとした。
その瞬間ッ!
「トーコちゃん」
バードさんに名前を呼ばれ
「はいいッ!」
思わず、立ち上がりッ
ドガッ!
今度は車の天井に
アタマを打ちつけるッ。
「…うぐぐぐぎ」
「トーコちゃん。
ちゃんと
シートベルトしなきゃ
危ないよ」
心配するバードさんと
ミラー越しに目が合った。
「口に合わなそうな菓子は
無理して平らげなくても
いいんだからね」
「……」