「紙粘土を
よおお〜っくモミモミしてッ
色を塗るッ!
だってさ!」
背中に背負っていた
リュックには
「子ども」と命名された
アーティスティックな
紙粘土の人形達が
いっぱい入っていた、と
セイの手が
宙に怪しい弧を描くッ。
あは。ははは…。
ケンちゃんらしくって
かわいらしいでは
ありませんかッ。
「モミモミは確かに
子づくりには
重要なステップだ」
セイが私の両頬を
両手でつまみながら
そっと
私の唇にキスをする。
「トーコの場合。
モミモミできるトコロが
少ないけれど」
おおきく育つよう
俺も協力するから、と。
「…それはどうも
ご親切にッッ!!!!!」
「!!!!!」
私の蹴りが
見事にセイの子種貯蔵庫に
ヒットしたッ。
ちゅちゅちゅCHU〜♪
チュッちゅ♂013
≪〜完〜≫
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