…何だか
とってもエッチな顔で。
「…ごくんッ」
思わずメロンを
飲み込んでしまうッ。
「ほら、もうひとつ」
「……」
セイのセリフに
恐る恐る
ちいさく口を開けると
セイが微笑みながら
スプーンで
ひと口サイズに切ったメロンを
また指で摘まんで
私に食べさせて。
「……」
「…俺は
好きなモノに対して
自分を抑えきれないから」
…知ってますッ。
だから
この状況に
戸惑いながらも
私の心臓は高鳴るばかりで。
何かをされるのは
恐いけど
このセイの妖しい魅力から
逃げられる人間がいるのなら
逢ってみたいッ!!!
セイがまた
私の口にメロンをひとつ
押し込んで
「…今度は
トーコが食べさせて」
なんて。
「あッ」
妖しい唇が
私の口からメロンを
焦らし気味に奪っていく…。
「…俺の一番の好物
知ってる?」
「……」
「真っ赤に熟した
甘〜いトーコ」
セイのそんなひと言に
完熟して
落ちてしまう
私は切ない果実ですッ。
ちゅちゅちゅCHU〜♪
チュッちゅ♂019
≪〜完〜≫
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