「大丈夫よ」
子どもなんて
美味しいモノを
与えていれば
おとなしくなるから、と
ママが
抱えていた紙袋の中身を
私達に見せるけどッ。
…そっそれはッッ…!!!
「オバサンッ!
手、洗ってきたよ〜!」
「僕の
フランクフルトは〜!?」
子ども達が一斉に
駆け寄ってきてッ!!!
ケチャップが
たっぷりついた
フランクフルトを
手に手に
リビングの方へと
掛け出そうとするッッ。
それだけは
いくらなんでも
あり得ませんッ!!!
「リビングへの
凶器の持ち込みは
ご遠慮くださいッ!!!!」
し〜ん…。
「…ばっかじゃないのッ
このヒトッ」
「これ食べ物なのにね〜」
…今の私にとって
ケチャップは
凶器以上の脅威ですッ!!!
子ども達が、ゲラゲラと
私をバカにしながら
フランクフルトを
振り回しッ!!!
ぴちょ。
「……」
顔にケチャップがついた
セイと言う名の
最終兵器が
起動するッ。
ちゅちゅちゅCHU〜♪
チュッちゅ♂021
≪〜完〜≫
この作品をお読みになった
感想をお寄せください。
下記の感想の中から
ひとつ選び
【いいね!】ボタンを押すと
お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。
絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。