ママの背中を
マッサージするセイと
目が合って
セイがニヤリ、と
思わせぶりに
笑って見せたりしてッ。
「……」
私はうつ伏せのまま
反対側に顔を向けた。
ママのマッサージを
片手で続けながら
もう片方の手で
私の頬っぺたを
ぷにぷに、ぷにぷに
いじってくる。
「……」
セイの指についていた
アロマオイルが
私の頬の上で
サラサラになっていくのが
わかった。
顔をセイの方に
向け直し
「もうッ!
イタズラしないで…あ」
訴えようとしたのに。
セイの指が
「静かに」と
ジェスチャーしていて。
…ママが
スースーと
寝息を立て始めている。
「母さんを
完全に寝かしつけたら
ふたりで
愛のマッサージ
楽しもうぜ」
って
セイの耳打ちに
不覚にも
耳まで赤くなってしまった。
「…今夜は簡単には
寝かさないから」
美しいマッサージ師の
妖しい誘惑に
ほぐされていたハズの
全身が
また
興奮してしまっている
みたいですッ。
ちゅちゅちゅCHU〜♪
チュッちゅ♂015
≪〜完〜≫
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