私のカラダの下で
セイが
これ以上ないってくらい
爆笑するッ。
「何かッ、ムカつくッ」
私はセイの顔の上
布団の端を被せようとして
「せっかく日光に当てて
ふっくらさせたのに
母さんが帰ってきたら
がっかりするぞ〜」
って。
「この布団ッ!」
ベランダに
干してたヤツですかッ!!!
「…ど〜りで
おひさまのニオイが
するハズだッ」
おまけに
ベランダに目をやると
おひさまが
もう落ち掛けていてッ。
「洗濯物ッ!
取り入れなきゃッ」
カラダを起こした私に
胸を押し潰され
「うぎゅッ」
セイが奇妙な声を上げた。
「…や〜ね〜ッ。
セイってば
大袈裟なんだからッ」
私は
笑って誤魔化しながら
セイのカラダを乗り越えて
ベランダに向かおうとする。
「洗濯物なら
取り入れましたが…」
セイが
片ヒジをつきながら
「あれ程
子どもっぽいパンツは
買うな、って
口を酸っぱくして
言ってるのにさ」
ひらひらと
”ソレ”を私に
見せつけているけれどッ。
…ピンクのにゃんこの
プリントつき。
それは
ママのパンツです、って
言うべきか
言わざるべきか
…それが問題だッ。
ちゅちゅちゅCHU〜♪
チュッちゅ♂008
≪〜完〜≫
この作品をお読みになった
感想をお寄せください。
下記の感想の中から
ひとつ選び
【いいね!】ボタンを押すと
お楽しみスペシャル画像が
ご覧戴けます。
絵柄は予告なく
気まぐれに更新されます。