すうううううう。


微かに聴こえてくるのは
セイの寝息では
ありませんかッ!!!!!!


なんて勿体ないッ。

この満天の星空を
見ずにして

何の為に並んだ1時間かッ。


起こしてやろうとした瞬間。

セイのやわらかい髪が
私の頬に触れて。


…気持ちいい。


「……」

まあ。
このまま寝かしておいて

後で残念がらせて
やるかッ。


私はセイのアタマに
少しだけもたれ掛かった。


「ふふ。いいにおい」


セイの
甘いシャンプーの香りに

深く深呼吸する。


…もしかしたら

セイ。

朝の機嫌の悪さを
カバーする為に

この朝の為に

昨夜は一睡もせず
徹夜明けだったのかも
しれない。


「…だとしたらッ」


このまま寝かせた後
起きたときが

恐いんですけどッ。


…セイが起きたら

出来るだけ
愛想よくしておこうッ。


もちろん

眠っているセイの頬に
そっとキスしたのは


ナイショだけど、ねッ♪





ちゅちゅちゅCHU〜♪

チュッちゅ♂010

≪〜完〜≫


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